【識名園】世界遺産・国指定特別名勝

沖縄の観光スポットのひとつ、「識名園」は琉球王国時代の最大の別荘で国王一家の保養所や接待の場所として利用されていました。2000年には、国の特別名勝やユネスコ世界遺産に登録され世界中に識名園の名前が広まり、今では観光名所の一つとして有名な場所となっています。そんな識名園を散策してきましたよ!

識名園の概要

識名園の別名は、「シチナヌウドゥン」と呼ばれ、首里城の南側に位置したので「南苑(なんえん)」とも呼ばれていました。18世紀の終わりごろに造られ、中国の偉い人たちをここに招き琉球王国が決して小さな国ではないことをアピールしたとされています。
識名園は「廻遊式庭園」といって、池の周りを歩きながら景色の移り変わりを楽しむことを目的としている造園形式です。

施設入口

券売所では、手指消毒や検温を必ず受けることになっています。問題がなければ観覧料を支払い入園します。

世界遺産カードが無料でいただけるので受付で申し出てください。世界遺産マニアにはたまらないですね!

いざ庭園へ

入口には、世界遺産として認定された識名園の記念碑がありました。

識名園の面積は、約12,726坪でとても広いのですが、順路の表示看板があるので迷うことなく庭園を歩くことが出来ます。正門は西側にあり、ここは国王一家や冊封使など位が高い人たちが出入りしていたようです。

「育徳泉」は、池の水源になっています。琉球石灰岩を使い井戸や碑を復元したようです。